RAL カラーシステム

RALはヨーロッパで広く使われる塗装・工業向けの色規格です。数字コードで色を指定し、安定した再現性を重視します。

建築、インダストリアルデザイン、サイン制作などで標準色の参照として活用されます。

RAL カラーシステムとは?

RAL(Reichs-Ausschuss für Lieferbedingungen - 帝国納入条件委員会)カラーシステムは、1927年にドイツで開発された標準化された色見本システムで、主に工業製品、建築、デザイン分野で使用されています。現在はRAL gGmbH(ドイツ・ボン拠点)によって管理されており、世界中で広く認知されている色彩標準の一つです。最も一般的なRAL Classic系列には、RAL 1000からRAL 9023までの213色が含まれ、4桁の数字で識別されます。最初の数字は色相グループを示し(1=イエロー、2=オレンジ、3=レッド、4=バイオレット、5=ブルー、6=グリーン、7=グレー、8=ブラウン、9=ホワイト・ブラック)、残りの3桁が個別の色を特定します。他にもRAL Design System(1,825色、CIELab色空間ベース)やRAL Effect(420色、メタリックやパール効果を含む)などの拡張システムがあります。建築家、デザイナー、製造業者は、塗料、プラスチック、金属コーティングなどの色を正確に指定・再現するためにRALカラーを使用します。例えば、RAL 3000は「炎の赤」、RAL 5012は「ライトブルー」を表します。